桜の時期が近くなってくると、桜餅などの桜を使った和菓子が出てきますよね。
気候も暖かくなってきて、いよいよ春が来る感じがします。
今回は、そんな時期にピッタリの、桜あんを使った厚焼きマフィンのレシピをご紹介します。
マフィン生地は酒種酵母を使い、中に桜あんとクリームチーズを入れます。
麹の酵母にあんこの組み合わせで、どことなく和菓子っぽい雰囲気になりますね。
桜あんも手作りします!
混ぜるだけ、すごく簡単なのでぜひ試してみてください。
ほんのり桜風味のあんと、クリームチーズの酸味がたまらないです♪
お好みで、クリームチーズは入れずに桜あんのみの「桜あんマフィン」にもできますよ。
ちなみに、主人は桜あんだけの方が好みなようで^^;
私は断然クリームチーズ入りが好きです!!
桜あん×クリチの厚焼きマフィンのレシピ
材料 4×7センチセルクル型 9個分
- 強力粉 250g(100%)
- きび糖 15g(6%)
- 塩 4.5g(1.8%)
- 太白ごま油 8g(3%)
- 酒種 50g(20%)
- 水 120g(48%)
※酒種の作り方はコチラ↓
(別タブで開きます)
【フィリング】
- 桜あん 180g(20g×9個分)
- クリームチーズ 135g(15g×9個分)
- 桜の花の塩漬け 9個
【材料】仕上がり量:適量
・白あん 500g
・桜の花の塩漬け 30g
・桜の葉の塩漬け 5g(3~4枚)
・紅麹 適量
- 桜の花の塩漬けと、桜の葉の塩漬けは、さっと洗いたっぷりの水に1時間以上つけて塩抜きする。
- 桜の花は、花びらのみをちぎってみじん切りにする。
- 桜の葉は、太い葉脈部分を切り取り、葉の部分をみじん切りにする。
- みじん切りした花びらと葉を、白あんに混ぜ込む。
- 紅麹で色付けをして完成。
- ()内はベイカーズパーセント。粉の全体量でベイカーズパーセント100%としています。
- 水分は、夏場は冷たく、冬場は人肌程度に温めておきます。
- 季節や湿度によって粉の吸水率が変わります。また、粉の種類が変わっても吸水率も変わります。水分は一度に入れず2~3%調整用に残して、様子をみながら足しましょう。
- 今回、強力粉は「春よ恋100」を使用しています。吸水もよく、もっちりふんわりに焼き上がります。
※ベイカーズパーセントの詳細はコチラ↓
(別タブで開きます)
1、準備
飾り用の桜の花の塩漬けは、使う前に1時間以上塩抜きして、キッチンペーパーなどに乗せておく。
桜あんは1個20g、クリームチーズは1個15gに分けておくと作業しやすい。
ちなみに、クリームチーズのキリは1個18gなので、少しちぎって少なくしてあげるといいです。
そのまま18g使うと、ちょっと桜あんの風味が弱くなってしまう感じがしたので、15gがオススメです。
2、生地作り(捏ね~一次発酵まで)
詳細は☟下記記事☟を参照してください。
ホームベーカリに材料を全て入れて、8分間捏ねる。
捏ね上げ温度は23~25℃を目安に。
発酵倍率は2.5~3倍程度になるまで。
目安は、28℃3~4時間、冷蔵発酵で2.5倍くらいまで、しっかり復温させてから分割へ。
3、分割・丸め
作業台に打ち粉を振り、生地を取り出し、スケッパーなどで生地を45gずつに分割する。
9個+余り生地に分割できる。
切り分けた生地を丸める。
切った面を内側に入れ込むようにして丸める。とじ目は閉じなくてよい。
4、ベンチタイム
丸めた状態で20分休ませる。
5、成型
セルクル型と、敷き紙を用意する。
(私は古くなったオーブンペーパーをセルクル型のサイズに切ったものを使用しています)
ベンチが終わった生地を手のひらで広げ、生地の端を薄くして、中央は厚めにするように伸ばす。
生地の真ん中に桜あん20gを乗せ、その上にクリームチーズ15gを乗せる。
生地の上部分をつまみ、伸ばしながら真ん中に生地を寄せ、反対の手で真ん中の生地を抑えながら、ぐるりと一周分生地を伸ばしてあんを包み、とじ目をしっかり閉じる。
天板に並べて敷き紙を巻き付け、セルクル型をかぶせる。
軽く表面を押して平らにする。
6、ホイロ(2次発酵)
28℃で1時間半程度発酵させる。
セルクル型の7割くらいになるようにする。
ホイロが完了するまでにオーブンを230度に予熱しておく。
7、焼成
ホイロが完了したら、生地の上に塩抜きした桜の花をのせ、オーブンペーパーを乗せて天板で蓋をする。
天板を乗せたまま向きを変えるのは大変ですが、できれば天板の向きを変えたほうが焼きムラができないです。
こちらは焼きムラがでてしまった例。
焼き上がり~♪
トッピングした桜の花も可愛らしい♡
桜あんとクリチの酸味、桜の花の塩気がマッチして美味しいです。
お花見に持っていきたいですね^^
はじめまして!
いつもパンのレシピを参考に作らせていただいています。
このマフィンをレーズン酵母の元種で作ることは可能ですか?その場合は何gが適当か教えていただきたいです。よろしくお願いします。
コメントありがとうございます!
元種(粉:水 1:1)の場合は、下記分量を参考にしてくださいね。
強力粉 225g(90%)
きび糖 15g(6%)
塩 4.5g(1.8%)
太白ごま油 8g(3%)
元種 50g(20%)
水 145g(58%)
水分量は、粉により調節してください。
美味しくできますように(^_^)
お返事、そして丁寧なレシピをありがとうございます!
桜の季節が終わる前に挑戦してみます!(๑˃̵ᴗ˂̵)♡