今回は酵母を使ったお菓子をご紹介します。
液種は冷蔵庫で1ヶ月くらいもちますが、元種やルヴァンリキッドは一度起こしたら2日くらいで使わないといけないですよね。
でも、パンを焼く時間や余裕がないときや、種を放置しちゃって元気がなさそうなときは、お菓子にしちゃいましょう。
酵母を使ったグラノーラは、混ぜて焼くだけ!
発酵時間も必要なし!
それでも、酵母を使うことでざくざくの食感ができちゃいます。
そのままポリポリつまんでもいいですし、牛乳やヨーグルトと合わせておやつや朝ごはんにもお勧めです。
我が家は瓶に常備して、小腹がすいたときのおやつにぽりぽり食べてます。
グラノーラのレシピ
使用する酵母は「元種」または「ルヴァンリキッド」です。
パンを仕込んだ時の余った元種や、放置して弱った元種の消費にオススメです。
もちろん、元気な元種でも作れます。
レシピでは水:粉を1:1で継いでいるものを使いますが、違う加水率でも基本的に問題ありません。
発酵もないので、細かいことは気にせずに気軽にやってみてください!
材料 天板一枚分
- 【a】オートミール 200g
- 【a】全粒粉 30g
- 【a】アーモンドスライス 60g
- 【a】アーモンド 60g
- 【a】きび糖 15g
- 【a】塩 ひとつまみ
※ナッツ系は、160度10分ローストして冷ましておく。
1、準備
aは、大きめのボウルに入れて、ゴムベラでざっくり混ぜ合わせておく。
(写真の時は、アーモンドは使用せずにシードミックスを使用しています)


bは、ボウルに入れて泡だて器で混ぜ合わせ、しっかり乳化させる。
※乳化…油と水分が混ざりあうこと



オーブンは170度に予熱しておく。
2、合わせ
bをaのボウルに入れ、ゴムベラで全体を絡める。
全体が混ざったら、オーブンシートをひいた天板に生地を均一に広げる。



3、焼成
160度で50分焼く。
半分くらい過ぎたところで、フライ返しなどで生地をひっくり返し、引き続き焼く。


焼き終わっても天板は出さずに、そのまま予熱で焼き切る。
庫内で冷ます。

完成!簡単!
今回のレシピはシンプルなので、自由にアレンジもできます。


- オートミールの一部をライフレークに変える
- ゴマやキヌアやアマランサスなどお好みの雑穀を入れる
- 全粒粉の一部をココアにしたりきな粉にする
などなど。
ドライフルーツを入れたい場合は、焼き上がって冷めた後に好きなドライフルーツを入れましょう。
私のオススメはクランベリーです♪酸味がよく合います!
ドライアプリコットやドライパイナップルもいいですし、自分で作るセミドライリンゴも合います。
チョコを入れたい場合も、冷めた後に混ぜてくださいね。
甘納豆を混ぜれば、和のグラノーラになりますよ。
まずは基本のグラノーラを作ってみて、慣れてきたらご自分のオリジナルグラノーラを作ってみましょう!
※ご質問等は各ページ下部にあるコメント欄からどうぞ~♪お気軽にご利用くださいね。
はじめまして。
いつも楽しく見てます。
酵母のグラノーラに挑戦してみました。
以前酵母を使わないグラノーラを何度か作ったことがあったのですが、それよりもサクサクしてて素朴でとてもおいしかったです。
素敵なレシピをありがとうございます!
ありがとうございます!
私もグラノーラ大好きです(^_^)
グラノーラも色んなレシピありますよね。
気に入っていただけてうれしいです!
色々アレンジして、楽しんでくださいね。
いつもレシピを参考にさせていただき焼いています。
グラノーラは特によく焼くのですが、酵母の役割は、食感を良くするためだけですか?
もし、リキッドの代わりに中種を使うと
もっとガリガリになるのですか?
わからずに、いつもレシピ通りに焼いています。
コメントありがとうございます!
グラノーラ、作っていただいて嬉しいです(^_^)
本来グラノーラは、発酵の必要がないので酵母を使わなくてもできます。
それでもグラノーラに酵母を使っているのは、元種を継いでいく中での消費のためなのと、仰るように酵母が入ることで食感がザクザクするためです。
このときに使う酵母は、ルヴァンリキッドでも元種でも作用はほとんど同じだと思います。
(私のレシピの場合、ルヴァンリキッドも元種も水と粉はほとんど同量なので)
もっと触感をガリガリさせたい場合、粉を増やすとよいと思います。
粉にあるグルテンがザクザク触感になるので。
よかったらお試しくださいね!