今回は、王道のイングリッシュマフィンをご紹介します!
イギリスやアメリカなどいろんな国の朝食で食べられているポピュラーなパンです。
よく半分に割って食べられていますが、ナイフで切るのではなく、フォークをぐるりと一周刺して、半分に割るのがコツ。
割った面が粗くなるので、トーストするとザクっとした食感となり、もちっとしたクラムとの組み合わせで食感が楽しめます。
エッグベネディクトの土台にしたり、食事と合わせたり、またははちみつとバターでおやつにしたり。
シンプルなパンなので、何にでも合うのが特徴です。
イギリスやオーストラリアなどでは、イングリッシュはつかずに「マフィン」と呼ばれるそうですね。
日本で「マフィン」というとアメリカのお菓子タイプのマフィンを想像しますが、イングリッシュマフィンは主に食事に合わせることが多いです。
表面にコーングリッツを付けて焼くので、コーングリッツのカリっとした感じが特徴的です。
もちっとしたクラムのため、水分は割と多めで、気泡にもばらつきがあります。
セルクル型に入れて焼くので簡単!
冷凍庫にストックしておくと便利なので、我が家では多めに作って保存してますよ♪
イングリッシュマフィンのレシピ
材料 3×8センチセルクル型 8個分
- 強力粉 165g(66%)
- 準強力粉 85g(34%)
- きび糖 13g(5%)
- 塩 4.6g(1.8%)
- 太白ごま油 8g(3%
- 酒種 38(15%)
- 水 137g(55%)
- コーングリッツ 適量
※酒種の作り方はコチラ↓↓
(別タブで開きます)
- ()内はベイカーズパーセント。粉の全体量でベイカーズパーセント100%としています。
- 水分は、夏場は冷たく、冬場は人肌程度に温めておきます。
- 季節や湿度によって粉の吸水率が変わります。また、粉の種類が変わっても吸水率も変わります。水分は一度に入れず2~3%調整用に残して、様子をみながら足しましょう。
- 今回、強力粉は「春よ恋100」、準強力粉は「E65」を使用しています。もっちりふんわりに焼き上がり、歯切れも良いです。準強力粉がない場合は、強力粉に薄力粉10~15%程度混ぜてもいいですよ。
※ベイカーズパーセントの詳細はコチラ↓
(別タブで開きます)
1、生地作り(捏ね~一次発酵まで)
詳細は☟下記記事☟を参照してください。
※別タブで開きます
ホームベーカリに材料を全て入れて、8分間捏ねる。
捏ね上げ温度は23~25℃を目安に。
発酵倍率は2.5~3倍程度になるまで。
目安は、28℃3~4時間、冷蔵発酵で2.5倍くらいまで、しっかり復温させてから分割へ。
2、分割・丸め
作業台に打ち粉を振り、生地を取り出し、スケッパーなどで生地を55gずつに分割する。
8個+余り生地に分割できる。
切り分けた生地を丸める。
切った面を内側に入れ込むようにして丸める。とじ目は閉じなくてよい。
3、ベンチタイム
丸めた状態で20分休ませる。
※生地が乾燥しないように大きめのタッパーや固くしぼった濡れ布巾を被せるなど工夫をすること
4、成型
セルクル型と、敷き紙を用意する。
(私は古くなったオーブンペーパーをセルクル型のサイズに切ったものを使用しています)
ベンチタイムで緩んだ生地を、再度丸めなおす。
生地を手のひらでかるく潰してガスを抜き、裏返して外側を内に入れるように表面を張らせながら丸める。
小さいボウルにコーングリッツを入れ、そこに丸めた生地を入れて表面にまぶす。
生地が乾いてコーングリッツが付かないようだったら、水を含んだキッチンペーパーで表面を湿らせてからコーングリッツを付けるとよい。
軽く表面を押して平らにする。
5、ホイロ(2次発酵)
28℃で1時間半程度発酵させる。
セルクル型の7割くらいになるようにする。
ホイロが完了するまでにオーブンを220℃に予熱しておく。
6、焼成
ホイロが完了したら、オーブンペーパーを乗せて天板で蓋をする。
オーブンに入れ、200℃に下げて15分焼く。
焼きムラを防ぐために途中で天板のの前後を入れ替える。
天板を乗せたまま向きを変えるのは大変だが、できれば天板の向きを変えたほうが焼きムラができない。
焼き上がったらすぐ型を外す。そのまま放置すると、蒸気で腰折れしてしまう。
焼き上がり!
焼き色は控えめ、コーングリッツをまぶしたクラムはカリっと焼けます。
こちらはシンプルにハチミツバター。ざっくりとした食感ともっちりとした食感が合わさって最高です♡
※ご質問等は各ページ下部にあるコメント欄からどうぞ~♪お気軽にご利用くださいね。
こんにちは
はじめまして( ¨̮ )
いつもパン作りについて勉強させて頂いています。
質問ですが、強力粉に準強力粉を混ぜるのはなぜですか?
チョココ様
コメントありがとうございます!
お返事が遅くなってしまってすみませんm(__)m
粉にはいろいろな種類がありますが、作りたいパンによって使う粉を分けています。
イングリッシュマフィンは、もっちり感と歯切れの良さも欲しいので、
もっちり=強力粉
さっくり=準強力粉
のイメージでブレンドして使っています。
お手元に両方ないようでしたら、お手元にある粉で作られてもよいですよ!
レシピは私が美味しいなと思うブレンドでご紹介していますので、参考にしていただければ嬉しいです^^