今回は、コラボ企画です!
仲良くさせていただいている熊本の自家製酵母のベーグル屋「きなり」のはるちゃんから、ベーグルのレシピをご紹介いただきました!
まずはベーグル屋「きなり」についてご紹介させてくださいね。
ベーグル屋「きなり」は、熊本にある通販のみのベーグル屋さん。
2021年9月にオープンされました。
店主のはるちゃんは、4人のお子さん子育て&本業のお仕事もあり大忙しの中、ベーグル通販も精力的に活動されています。
通販は募集があると即完売!の大人気です。
きなりさんのベーグルは独特で、一般的なベーグルの
「もちもち」「むぎゅ~」「噛み応えがある」「ヒキがある」
という食感と違うんです。
きなりさんのベーグルは
「ふわふわ」「軽い食感」「歯切れがよく」そして「美味しい」です!
先日ご縁あってベーグルセットをいただいたのですが、そのフィリングも多彩で魅力的♪
きなりさん曰く
「食べる時はしっかり焦げ目がつきそうなくらいリベイク(トースターなどで焼くこと)してほしい」そうで、その通りにするとなるほど!より軽さとパリパリな食感が際立ちます!
まるでふわふわの食パンがベーグルになったよう。
新食感ベーグル!!
きなりさんが、このベーグルを焼くようになったきっかけは
「小さな子供でも、味の好みがお子様な夫でも、おじいちゃんおばあちゃんでも、家族みんなが喜んで食べられるベーグルを作りたい」と思ったこと。
加水や酵母、こね具合や発酵具合などを調節しながら、何度も失敗と成功を繰り返しながら作られてきたベーグルだそうです。
ご家族の「美味しい」のために作られてきたベーグル。
きなりさんの優しさがたっぷり詰まっているベーグルでした!
きなりさんのベーグルは、通販でご購入いただけます。
詳細はインスタグラムのきなりさんのアカウントでご確認くださいませ。
Instagram @kinari_bagel
そんな、きなりベーグルのはるちゃんからご家庭でもできるとっても簡単なベーグルレシピを教えてもらいました!
本場のきなりベーグルは、ご飯と麹の酵母(酒種)を使用しているそうですが、今回はドライイーストバージョンとホシノバージョン。
ドライイーストでは、思い立ったら1時間弱でできます。
私もさっそく作ってみました!
きなりの簡単ベーグルレシピ(ドライイーストver.)
材料 出来上がり6個分
- 強力粉 375g
砂糖 10g
塩 6g
ドライイースト 3g
ぬるま湯 226g
無塩バター 6g
- 水分は、夏場はやや冷たく、冬場は人肌程度に温めておきます。
- 季節や湿度によって粉の吸水率が変わります。また、粉の種類が変わっても吸水率も変わります。水分は一度に入れず2~3%調整用に残して、様子をみながら足しましょう。
- 今回、強力粉は「キタノカオリブレンド」を使用。
1、捏ね
<手ごねの場合>
粉類をボウルに入れてしっかりまぜ、ぬるま湯を投入する
粉気がなくなるまぜ混ぜたら台に出す
生地を台にこすりつけるように伸ばし捏ね5分
その後、アルファベットのVの字を書くように転がしながらV字捏ね5分
無塩バターをちぎって生地全体にのせて、生地を半分にたたみさらに半分におりたたむ
そこから伸ばし捏ね3分+転がしながらV字捏ね2分
<ホームベーカリー捏ねの場合>
ホームベーカリーにバター以外の材料を入れ、8分捏ねる
8分後、指で押して跡がつくくらい常温に戻したバターを入れて5分捏ねる
2、分割・丸め・ベンチ
生地を6分割する
分割面を内側に入れるように丸める
この時、俵型になるように丸めると成形しやすい
ベンチタイム 室温15分
乾燥しないように濡れふきんやラップをかぶせたり、タッパーをかけておくとよい
3、成形
生地をめん棒で伸ばし、裏返して端からくるくると空気の入らないようにして丸め、閉じめをしっかり閉じる
転がして形を整え、片方の端をめん棒でしっかりつぶす
つぶした反対側の生地の端をつぶした生地の上にのせ、閉じめしっかりと閉じる。
(お好みで生地をねじりながら持ってきてもよい)
詳しくはコチラ↓の成形を参照してください。
4、ホイロ
室温15分
乾燥しないように濡れふきんやラップをかぶせたり、タッパーをかけておくとよい
5、ケトリング
口の広い鍋やフライパンなどにお湯をボッコボコに沸かして、大さじ1程度の糖分(砂糖やはちみつなど)を入れ、火を弱めボコボコを落ち着かせたところにベーグル生地を入れる
1分茹で、裏返してもう1分茹でる
6、焼成
230度で15分焼成する
焼き上がり♪
つやつやで軽い焼き上がりです!さすがドライイースト、仕事が早い!
きなりの簡単ベーグルレシピ(ホシノver.)
ホシノ酵母の作り方については、ここでは特に触れませんので各自お調べください。(Google先生に聞くと簡単に教えてくれるよ!)
材料 出来上がり6個分
- 強力粉 375g
島ザラメ 10g ※砂糖でもOK
塩 6g
ホシノ生種 30g
水 200g
無塩バター 6g
1、捏ね
捏ねまでの工程はイーストバージョンと同じ
こねあがった生地を厚手のポリ袋に入れて口を縛る
2、発酵
温かいところで1~2時間程度発酵させる
その後、冷蔵庫に入れて一晩寝かせる
分割の工程に行く前に、冷蔵庫から常温に出しておく
最終的に袋がパンパンになるくらいまで発酵させる
3、分割~成形
イーストバージョンと同じ
※成形前にオーブンを予熱しておきましょう
4、二次発酵
35度で45分程度二次発酵する
5、ケトリング~焼成
イーストバージョンと同じ
焼き上がり♪
私はホシノ使わないので、ホシノの写真ははるちゃんからいただきました!
バターを配合したちょっと加水の多めのベーグルはふんわりで歯切れもよく、家族にも好評でした!
本当に簡単なので、ぜひお試しくださいませ。
今回、きなりベーグルのはるちゃんから色々と教えてもらってとっても勉強になりました!
また、当サイトでのご紹介も快く承諾いただきました♪
はるちゃん、ありがとう!!
お互いお店がんばろうねーーー^^
※今回は私のレシピではありませんので、コメントをいただいてもお返事することができません。申し訳ございませんが、ご了承くださいませm(__)m
※ご質問等は各ページ下部にあるコメント欄からどうぞ~♪お気軽にご利用くださいね。
酒種で作る場合はイーストレシピの水分を一部置き換えであっているでしょうか…?
さつき様
コメントありがとうございます!
今回は私のレシピではないので紹介していること以上の詳しいことはご紹介できません、申し訳ございませんm(__)m。
置き換えも試していないので焼き上がりの保証はできかねますが、もし酒種でやられるのでしたらおっしゃるように水分の一部を置き換えるやり方でよいと思います。
理解不足でしたらすみません、
ドライイーストver,は発酵の時間は取らないのでしょうか、、?
MT様
コメントありがとうございます!
お返事が遅くなってしまってすみませんm(__)m
ベーグルはもともとしっかり発酵させるパンではないので、ドライイーストのような力のある酵母の場合は発酵時間も少なくて大丈夫です。
それでも十分むぎゅっともちもち美味しいパンになりますので、お試しくださいませ!