今回は、クロワッサン生地のアレンジレシピをご紹介です。
フィリングにカスタードクリームと紅玉のコンポートを使ったアップルパイです。自家製の甘すぎないカスタードクリームと酸味の強い紅玉のコンポートはよく合いますよ。
クロワッサンは生地をくるくると丸めていきますが、今回のアップルパイは生地を切って乗っけるだけなので超簡単です。クロワッサン生地のざくざく触感で作るアップルパイは本格的で人気ですよ。
切り込みは専用のパイローラーを使ってますが、包丁でお好みの切り込みを入れるだけでも十分本格的なアップルパイになりますよ。また、個々のアップルパイではなくてパイ皿などに生地を敷いてフィリングを入れて、ホールのアップルパイにして特別感をだしてもよいですね。バニラアイスなんか添えたら最高♪
クロワッサンほど内層にこだわらなくてもよいので、お手軽にできますよ。
アップルパイの作り方
材料 6個分
- ●本生地
- 準強力粉 320g(80%)
- 全粒粉 80g(20%)
- ルヴァンリキッド 120g(30%)※元種でも可
- きび糖 40g(10%)
- 塩 6g(1.5%)
- ドライイースト 0.25g(0.06%)
- 豆乳 90g(22.5%)
- 浄水 100g(25%)
- 全卵 20g(5%)
- バター 40g(10%)
- ●折り込み用
- バター 200g
- ●仕上げ
- 全卵(溶き卵)適量
リンゴのコンポート、カスタードクリームの作り方はコチラを参照してください。(別タブで開きます)
生地作り
生地作りは分割前まではクロワッサンのレシピを参考にしてください。(別タブで開きます)
分割
バターの折り込みが完了した生地を12等分にしていきます。
まずは4:3くらいの長方形に伸ばす。
伸ばしたら、定規を使い真っ直ぐに12等分にカット。
カットした生地に打ち粉をふり、めん棒で10cm角の正方形に伸ばす。※大きさはお好みで
伸ばした生地の中央部分にカスタードクリーム(大さじ1程度)、りんごのコンポート1/4個を乗せる。この時に生地を重ねる部分に水分がつくと生地がつきにくいので、四辺のあたりにはフィリングを乗せないように注意!
もう一枚の生地を用意し、メッシュローラーで切込みを入れる。※包丁でも可
切込みを入れた生地を上からかぶせ、重ねた生地の四辺を指の腹で押し閉じる。
ホイロ(2次発酵)
生地を天板に乗せ、暖かい環境で生地が一回りくらい大きくなる程度に発酵させる。今回は発酵機で28℃で1.5時間~2時間程度発酵。
発酵が完了するまでにオーブンを240℃に予熱しておく。
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こちらも発酵前と後の比較です。写真のアングルは違いますが、生地の感じがわかりやすいかな(^^;
焼成
生地に溶き卵を塗る。オーブンの温度を220℃に下げ15分程度焼く。
溶き卵は室温に戻しておいてくださいね。冷たいまま使うと表面にぷつぷつと気泡が入りやすくなります。
完成
クロワッサン生地のざくざく触感と、ほんのりあまいカスタードクリーム、甘酸っぱい紅玉のコンポートの組み合わせは鉄板の美味しさでみんな大好きです♪
お好みでカスタードクリームをアーモンドクリームに変えたり、またはリンゴのみにしたり、お好きにしていただいてもよいですよ。
はじめまして!
いつも、こちらのサイトを参考に自家製酵母でパン作りを楽しんでいます(*^^*)
早速ですが、ベーグル作りについて質問させてください。
一次発酵、分割までこちらのレシピ通りに進めて、成形後の二次発酵も冷蔵庫で低温発酵させることは可能でしょうか?
例えば、夜に成形を行い冷蔵庫に入れて、翌朝復温しケトリング焼成という流れで。
朝から焼きたてのベーキングを食べたくて、そうなると二次発酵も冷蔵庫で寝かせられたらとても都合がいいなと思いまして…。
もしかしたら、同じような質問も今までに何度かあったかもしれませんが、すみません。
ご教示いただけますと幸いです。
ゆみまる様
コメントありがとうございます!
ベーグルを成型後に冷蔵発酵させる場合、復温をしっかりするようにしてくださいね。
冷えたまま進めると、焼いたときにあまり膨らまない小ぶりなベーグルになってしまいます。
また、ベーグルは加水が少ないので冷蔵発酵ですと乾燥によってクラストが固く分厚くなりがちです。
乾燥しすぎないように注意しましょう。
まずはホイロを冷蔵庫ではなく発酵器でやるレシピ通りのやり方もやってみて、そちらの焼き上がりと同じようにできるよう感覚をつかむことも大事です。
美味しく焼けるとよいですね^^